スタジアムから生の声を-埼玉西武ライオンズ観戦日記-

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２００９年プロ野球パリーグ
埼玉西武ライオンズ対横浜ベイスターズ
西武ドーム 2009.5.22

▲交流戦鎧

▲この日はボコボコにされた涌井

　プロ野球も交流戦へと入りました。埼玉西武ライオンズにとっては毎年鬼門の交流戦、始まって以来、苦しんでばかりの交流戦です。今期はここまで１勝１敗、今日はホーム西武ドームに横浜ベイスターズを迎え撃ちます。

　この日のチケットもインターネットオークションを活用して格安でゲットできました。内野指定席Ｂ一般当日３０００円をペアで１６００円で落札できました。１８時のプレーボール直前に西武ドームに到着、人気の交流戦、平日とはいえ金曜日のナイターにお客さんはそこそこ入っていました。ただやはり一塁側（横浜側）にはかなりの空席が目立ちます。

　西武ドームの入り口でまず目に入ったのが消毒液のコーナー、この新型インフルエンザの対策のため、スタジアム入場口での手の消毒、さらにウイングバルーンの自粛が行われていました。ただ、この日は非常に風が強く西武ドームには風が吹き抜けていました。冬は寒く夏は暑いドーム球場、ドームなのに場外ホームランが飛び出す西武ドーム、外気ががんがん入ってくるドーム球場がまさか感染防止にも優れていたなんて…。ドームに来ていたファンたちもそれを実感していたのか、あまりマスク姿は見られませんでした。ちょっと肌寒かったけど、改めて西武ドームの良いところ？を発見しました。

　この日の先発は埼玉西武ライオンズが１８番涌井、そして横浜ベイスターズがやはり１８番三浦とエースナンバーを背負う二人の好カードです。投手戦、１点を争う緊迫の展開を期待していたのですが蓋を開けてみれば…。

▲西武ドーム三塁側外野自由席

▲西武ドーム三塁側外野自由席

　涌井は初回から捕まります。下園にソロホームランを浴びると佐伯にもタイムリーを浴びていきなりの２失点…、暗雲の立ち上がりです。一方の三浦は初回、ファーボールを出すも無失点で抑える。埼玉西武ライオンズの反撃は３回裏、片岡、栗山、中島の３連打、さらに中村の犠牲フライで２－２と試合を振り出しに戻した。

▲西武ドーム

　援護をもらった涌井はやはりピリっとしない。４回表、横浜下位打線に連打を浴びてすぐさま３失点…。２－５、涌井らしくないピッチングが続く。失点が続くエースを援護する埼玉西武野手陣、４回裏には１得点、さらに５回にも得点とじわりじわりと横浜三浦を追い詰める。しかしこの援護に答えられない涌井、この試合を決定的にしてしまったのは６回表、涌井は連打を浴び続けノックアウト、６回もたずにまさかの６失点…。涌井でもこんなことがあるのですね。エースを引きずりおろした横浜は打線に火がつき、この試合はまさに横浜打線が乱れ打ち…。涌井、三井、許、大沼と繋いだ投手リレーでしたが、全投手が打たれ失点、終わってみれば今期ワーストの１５失点、泣けてきました…。セリーグ最下位の横浜に１９安打、横浜は立て直すにはもってこいの自信の内容だったことでしょう。

　この試合を観戦した方々、みなさんのご意見、ご感想をお寄せ下さい。西武ドームお国自慢にコメントを残すことができます。

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