スタジアムから生の声を-埼玉西武ライオンズ観戦日記-

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２００８年プロ野球パ・リーグ
埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークス
西武ドーム 2008.7.8

▲埼玉西武ライオンズファンたちの応援

▲完投勝利の福岡ソフトバンク杉内投手

　交流戦も終わって通常のパ・リーグが再開しての最初の観戦は埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークスの対戦です。交流戦では振るわなかった埼玉西武ライオンズですが、それでもまだパリーグでは首位、どうにかこの位置を守っています。毎年シーズンスタート好調で滑り出したチームが交流戦で崩れずるずる行くのがここ数年の傾向です。昨年５位のライオンズ、滑り出し好調で首位にいることすらどの解説者も予想しなかった事態です。これまでの傾向を覆すのが”新生”埼玉西武ライオンズの最初の仕事！ってことで観戦してきました。

　この日のチケットもネットオークションを活用して格安でゲットしました。内野指定席当日３５００円をペアで１６００円と格安の観戦です。１８時プレイボールにぎりぎりの１８時ほぼちょうどに西武ドームに到着、平日ナイターもあり、それでもまだガラガラでした。この日の先発は埼玉西武がホームでは強い石井一久、福岡ソフトバンクは好調の杉内と注目の対戦です。

　試合は均衡したなかなか面白い展開なるも常に埼玉西武ライオンズがリードされる苦しい展開、先発の石井は初回からレストビッチのタイムリーを浴びての失点、３回裏に埼玉西武中島のタイムリーツーベースで同点とするも４回表にすぐに再び追加点を許す…。連続ファーボールからピンチを広げた石井、福岡ソフトバンク川崎をショートゴロに打ち取ったと思われたがこれを中島が悪送球…。中島はタイムリーの殊勲を自ら汚してしまう…。この試合思えばここで勝負ありな気がしました。このタイムリーエラーで２人が生還１－３とされてしまう。５回裏、埼玉西武は栗山のタイムリーで３－２と再びじわりとその差を縮めるが反撃もここまででした。終わってみれば２－５の敗戦…。結局、福岡ソフトバンク杉内に完投勝利を許してしまう悔しい敗戦でした。

▲西武ドーム一塁我ベンチ前円陣を組む選手たち

▲ウイングバルーンを準備している埼玉西武ライオンズファンたち

　７回のファンお楽しみ抽選回、この日も見事当選、この日のプレゼントはお醤油でした、シブイ！この試合、内容よりももっとも話題になったのがこの７回表の攻防、この回１点を加えた福岡ソフトバンクですが、ホーム上ではクロスプレーがみられました。ホームに突入した明石を細川がブロック、埼玉西武ファンとしてはもちろんナイスプレーとでしたが、このプレーが走塁妨害であると福岡ソフトバンク王監督が猛抗議、この抗議が５分続き試合が中断しました。オフの取り決めで抗議による５分以上の中断は退場の対象になるとのことで王監督は現役時代も含めて初めての退場になりかけるほどの抗議、怒りぶりでした。紳士な指揮官の熱烈な抗議に火が付いてしまったのは福岡ソフトバンク、結局この試合、埼玉西武ライオンズは１度もリードすることなく試合は終了しました…。

　悔しい敗戦、まだまだ交流戦のいまいちな流れがどうも残っています。打撃爆発、ノリノリな埼玉西武ライオンズの姿を早く取り戻してもらいたいものです。この７月、西武ドームでの観戦はけっこうできる予定、夏休みちびっ子の多いであろう活気のあるスタジアムでの観戦は実に楽しい！そしてまた風の吹き抜ける変り種西武ドームで飲む夏のビールの旨いこと。次は勝利の美酒に酔わせてもらいたいものです。

　この試合を観戦した方々、みなさんのご意見、ご感想をお寄せ下さい。西武ドームお国自慢にコメントを残すことができます。

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